ライフケアカラー検定 問題例
       
No1 料理では、補色効果を利用して、より新鮮でおいしそうに見せることがよくあります。
右のイラストのうち、補色効果の例となるものを選び、番号で答えましょう。



解答: 1

 

 

解説:
「補色」というのは、いわゆる反対色のことです。
色相環の向かい合わせの位置にあるのが「補色」です。
1の赤と緑の配色の他にも、青、紫系と黄色、オレンジ系の配色なども補色の配色となります。
まったく反対の要素をもった色同士なので、お互いの鮮やかさを強調しあって、引き立てあう配色です。

お料理の盛り付けには欠かせないのがこの補色の効果。
グリーンサラダに赤いトマト、藍色の器に、卵焼きの黄色など。

ちょっと品数が少ないかな、という時にも、彩りを工夫すると、食卓がにぎやかになります。


他にも、例えば、ガーデニングで苗を植えるときに、補色同士のお花を隣に並べると、咲いたときにすごく見栄えがします。

いろいろ生活の中で試してみてくださいね。

なぜ「補色」という名前なの?という疑問をもった方は、
ライフケアカラー3級テキスト(p83とp106)をご覧ください。
おもしろい眼の実験とともに解説があります。

 


色相環
資料提供・日本色研事業(株)

       
       
No2 長時間自宅で過ごすことの多い高齢者にとって生活の中で気分転換を図るのはとても大切になります。
次の(ア)(イ)の文章に最も適するインテリアカラーを施している写真を②③④の中からそれぞれひとつ選び、番号で答えましょう。

(ア)
眼に優しい色で「再生させる」「健康を維持する」といった働きがあるといわれ、「気分をリフレッシュさせてくれる」効果を狙ったインテリアカラー。

(イ)
「気分が落ち込みがちなとき」などに、カーテンや小物などにその色を使用することで気持ちが切り替わり、朗らかな気持ちにさせてくれる、効果を狙ったインテリアカラー。

解答:(ア) 2  (イ) 3

 
 
解説:
(ア)
この設問の条件にあてはまる色は「グリーン」です。
植物の色、自然の色であるグリーンは、私たちの心や体のエネルギーバランスを整えてくれるといわれます。ちょっとストレスを感じていたり、お疲れ気味のときには、グリーンを近くに置いて、深呼吸しましょう。リラックスできます。

解答の2のコーディネートでは、ラグにやわらかいグリーンを使い、観葉植物をいくつか置いているので、ナチュラルな雰囲気となっています。
インテリアでグリーンを使うときには、あまり鮮やかで人工的な青みのグリーンよりは、やさしい自然なグリーン(穏やかで黄みのグリーン)を使った方がリラックス効果は高くなります。



(イ)
この設問の条件にあてはまる色は「暖色系で明るい色」です。
暖色系というのは、見た目で暖かく感じる色で、たとえば、赤やオレンジ、黄色やピンクなどです。
反対に見た目で冷たく感じる色は寒色系といい、青緑や青、青紫などです。

暖色系は、暖かく感じるだけではなく、人間の気持ちを盛り立ててくれる色でもあるので、「元気になりたい」「わくわくした気持ちになりたい」「外交的になりたい」というようなときに使うと効果的といわれます。

解答の3のコーディネートでは、部屋の中で、大きな面積をしめるラグとソファーに、淡いオレンジを使っているため、全体的に明るい印象となり、家族やお友達が集まって会話がはずみそうな雰囲気となっています。

ちなみに、選択肢1も赤いソファーなので暖色系ですが、かなり鮮やかな赤なので、高齢者が長時間過ごす部屋としては、刺激が強いかもしれません。もし、赤が使いたいのであれば、もう少し小面積でアクセントとして、時計などのインテリア小物や、お花などにしておいた方が無難です。

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インテリアの場合は、使う色が同じでも、どの部分にその色を使うかで、全体の印象が大きく変わってしまいます。特に、大きい面積を占め、簡単には取り替えられないようなもの(壁、床、天井はもちろん、カーテンやカーペット、ソファー、大きな家具など)は、慎重に色を選びましょう。

すごく小さいカラーサンプルで選んでしまうと、実際に届いた商品と色が違ってびっくり!!ということが…。プロでも時々失敗するくらい、けっこう難しいので、大きい面積になったときをよくよくシュミレーションしてくださいね。

       
       
No3 右のファッションコーディネートのイラストの中から[問1][問2]の文章に最も適するファッションコーディネートのイラストを選び、番号で答えましょう。

[問1]
全体に統一感が出て、背が高くすっきり見える効果があるファッションコーディネート

[問2]
ベルトに「アクセントカラー」を効果的に取り入れているファッションコーディネート

解答:[問1] 4  [問2] 2
 
 
解説:
[問1] 【ドミナントカラー】
色で「統一感」を出す方法は、配色に共通要素をもたせることです。
こういった配色のことを「ドミナント配色」といいます。
「ドミナントカラー」は、色相(色み)が共通の配色、「ドミナントトーン」は、トーン(色調)が共通の配色です。

4のコーディネートは、ファッションアイテムがすべてブルー系なので、色相に共通要素がある「ドミナントカラー」となります。統一感が出て、まとまって見え、縦のラインも強調されるので、背も高く見ます。

他の選択肢のコーディネートは、色相がバラバラなので、アイテムごとに横に分断されたような印象になり、統一感がなく、縦のラインもくずれてしまっています。

[問2] 【アクセントカラー】
アクセントカラーとは、「強調色」のことです。
ベースとなる配色の色の傾向を統一し、そのベースの色と差のある色をアクセントとして使うと、配色全体に見るポイントができ、引き締まります。

2のコーディネートは、ベースになる配色(マフラーやトップ、ボトム、タイツの色)がグリーン系で統一されています。
そこに、アクセントとして反対色の赤いベルトを配色することで、統一感はあるけれど、動きがなくぼやけがちな配色が引き締まります。