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対 談 後 編
(前編はこちら)
三 木: 花を通じたアクティビティは、手も使うし目も使うし嗅覚も使うし、そして心も非常に柔らかくなる。先生がおっしゃっていたように、いろいろ評価をして話を振るとたくさ        んしゃべってくれるとか、そういうところが一番大事なんですよね。
望月氏: そうですね。
三 木: お花のアレンジが安全にできました、というだけではなくてむしろプロセスとかが大事。
望月氏: そうですね、安全に行うというのは大事な要素になりますが、あくまで条件の一     つでしかない。
三 木: お花も触れあうきっかけですよね。
私たちも色でのアクティビティの時に言っている。それがお花という素材ではない場合もあるけれど、結局そのプロセスとか、そこに自分を投影してもらうとか、それが目的なのであって、例えばコサージュとかそういうものをただ単に作り上げることが目的ではないということなんですよね。

認定講師もお花をやったことがある人もいればない人もいる。
お花という素敵な素材を使って人の心に少しでも力を与えるアクティビティができるというのは、ものすごく良かった。
FFというのはアレンジメントのスキルがなくてもできる。 
そこはやっぱり大きいですよね。
私達も認定講師研修をお願いしたのは、色を使って何かその社会に還元したいというときに、何の色かというときにやっぱり生花だなと思ったんですよ。
望月氏: 生花は五感すべてを刺激するものですからね。
三 木: 生花が一番効果が高いという研究の話をされていましたよね。
一番はなんなのでしょう?
触った感じなんでしょうか。
望月氏: そうですね。
触ることによって、そこから生命力を感じ取っているんですよね。
切り花でも生きている、水をあげなければ枯れてしまうとか。
おそらくは人間のDNAの中に地球上に一緒に生きている。
それこそ植物の方が全然先輩ですからね。長いですね。
人間が知能をもって活動を始めた時点で既に植物というのは存在していて、最初は薬に、あるいは宗教の祭りごとに使っていたり。 
エジプトかどこかで発掘された遺体に明らかに献花と思われるお花が一緒に発掘されたという文化史もどこかにありますけどそんな風にずっと長いこ  と関わりをもってきたわけですよね。
恐らく人間のDNAの中に一緒に生きているというのがきっとあると思うんですよね。
それを触れたり見たり、我々にわからないどこかに刺激をあたえて五感以外のところかもしれませんよね。
三 木: 本当に生きている色なので。
高齢者だけではなく、次世代に向けても。
私は、自分の子育てで自然の生の色には触らせる機会を多く持たせることは大事にした方がいいなと実は思っていたぐらいです。
望月氏: 花育っていう領域もありますからね。
ただ、我々がやろうとするとまあなかなか難しい。
花育まで広げようというと、それはそれでまた対象者が変わることによってプログラムも変えていかないといけないですから。

FFになった方やならないまでも見た方というのはすごくこの活動に対しての   評価をしてくださるんですよ。

高齢者施設に伺うと『みなさんの活動を待っている方は世の中にいっぱいいるからどんどんやってくださいね』って必ず言われます。

そこのギャップをどうやって埋めていくかというのが協会の一番の課題というところではあります。
三 木: お花のアレンジをやっている方も社会に還元したいと思っているでしょうけれども、私共の協会で色のことを勉強した方も、色を使って活用した何かで社会に還  元したいと思っている方は多くて、そういう意味でFFでと言うのは非常にいい  道じゃないかと思っているんですね。

だからその人達は今までフラワーアレンジをやったことがなくても、FFの講習を受けてやっていける可能性があるというわけですよね。
望月氏: 十分にあります。
三 木: 伝えていきたいだとか、社会に還元していきたいという気持ちがあって、相手を思いやる気持ちがあって、対象者に合わせてちゃんとやっていきたいなと思う人であれば、そういう機会を、学ぶことができるっていう捉え方でよろしいですか?
望月氏: はい、その通りです。
三 木: フラワーアレンジを勉強しても活かせていない、お花関係の仕事にもつかない、もったいないなと思う人がいるのと同じように、色の勉強をすごくしているのに  結局それを使って「社会で何かやりたいんだよね」で終わっちゃっている人がいます。

お花を通して、それこそフラワーライフにお花も色も活かすということで道が拓けるというのは、非常に素晴らしいことだと思っているんです。
望月氏: FFもやっぱりお花を触っていく中で、高齢者の反応を見る中で、色の話をしてる人もいるんですよね。こういう組み合わせにしたらうまくいかなかっただとか、逆にうまくいっただとか、高齢者はやっぱり紫が好きだったとか、そこにもう一つその色の専門知識みたいなのも乗っかってくると、いいかなとも思っています。

三 木: そうですね。お花も色も、その人の心に語りかけるものがとても大きいので、色んな形でご一緒できればいいなと思って。

で私達もよくカラーワークショップを行うんですが、ちゃんとうまく持っていくと、ものすごく色の記憶だけでもお話してくださるんですよね。
色の名前とか、色の組み合わせへの思いとか、それを昔の話と絡めてだったり、自分の好きなもの、好きな洋服の色とか本当に楽しそうにお話されるんですよね。
そういうところにお花も入ってくると、よりこう素敵だなって思いますね。

色ってやっぱり自分の心を映す一つのツールなので、そこに花まで入ったら最強ですよね。
生命力のあるもので美しくて、触っても気持ちがよくて。 
我々がパステル画をやるのもパステルの触った感じも良いのでやってもらうんですよ。指を使って色をのせたりぼかしたりとか。でもお花はもっともっと触感があるし、香りまであるしだから最強なんですよね。
そういう意味では色を使って何か社会に貢献したい 人の気持ちを応援したいときには お花を通じてというのは本当に強いだろうなぁと思っています。
望月氏: 空間に一輪、花があるだけでその場の雰囲気が変わりますから
“色のチカラ、花のチカラ”
三 木: フラワーアレンジは、色を活かすという意味でも、色とのかかわりは大きいのかなと思いますけどいかがでしょうか。
望月氏: 色を効果的に活かしていくという点では、グリーン(緑)が一つのポイントになります。
アクセサリーだったり、全体のバランスを整える役割として使っています。
形態が違うお花で色が近しいものがあったりするときに入れるんですね。
セパレーションとして。
中和させる役割とか色々です。
三 木: そうですね!
お花の世界でセパレーションてカスミソウだけじゃなくってグリーンですね。
望月氏: フラワーデザインは、グリーンを意識せずして、出来上がらないんです。
もちろん、お花の顔だけで作ってしまうアレンジとかはさておいて、普通にあしらったものには、必ずグリーンが存在しています。
一つの使い方というか役割として、色彩用語のセパレーションとは言葉のニュアンスは若干違うかもしれないですけれども。
三 木: ファッションでいうセパレーションってメタリックカラーなんですよ。特に最近言うシャンパンゴールドとかシルバーとかゴールドとか色んな光り方をす  るベルトとか、今ファッションでいうとセパレーションは白と黒じゃなくてああ  いったものが多いですね。メタリックな。それも業界ならではの。
だからグリーンと一緒ですよ。 
それがやっぱり生きた色。
業界ならではの色と私は思っていて。
グリーンですか!形や素材が違うものをつなげたりまとめたりもしくは際だたせるためにはグリーンをいれる、いいですね!
望月氏: 「グリーンは植物に必ず存在する」この間の12月の研修の時にもお話しています        けれども、やっぱり配色を考えるときにグリーンって意図的に入れなくても自    然に入っているものなのでそれを今度は意図的に使う場合ってどういうことな    んだろうって。
最近グリーンのお花もいっぱいありますからね。
ここにあるチューリップも、アルストロメリアもグリーンのお花があります。
三 木: そうですよね。グリーンの花も多くなっていますよね。


グリーンのお花
望月氏: 増えていますね。それもやっぱりナチュラル志向というところから。
やっぱり生産者も売れるものを作らなければ、いくらきれいな素敵な赤いラナ  ンキュラス作っても、今のトレンドに合ってなければ売れないですし。
三 木: 「ナチュラル」というのは色的なものだけなんですか?
望月氏: 素材の活かし方も含まれます。形づくるようなことをせず自然な茎の線 を活かすあしらい方とかですね。
三 木: 草原に行って花束つくりました、みたいな。
望月氏: あとお花の種類の組合せ方で表現することもあります。

例えばカーネーションの場合、色で言うと、アースカラー的な煉瓦色のものを使います。

お店だと売れないんですよ。枯れたように見えちゃうんです。
通信販売なんかで母の日に送る方は、おしゃれな感じがすると思って注文されますけど届いたお母さんからは、枯れているんじゃないかとかクレームがきたりしま す(笑)


ナチュラルカラーのカーネーション

色も人工的な色は避けますね。
エノコログサとかナズナとかちゃんと値段がついて市場にでまわっているんですよ。その辺に生えてますけどね。
三 木: ナズナも?
望月氏: 切り花用にしたてているので長くて、枝分かれももっといっぱいなんですけどいわゆるぺんぺん草ですが、ああいうものがお金に変わっちゃう時代です。
それまでは装飾的なものがうけていましたけど昨今はナチュラルな傾向が受けるんですね。
三 木: 珍しさとか希少価値とかそういうもので、目新しさとかそういうものも、商品  価値として、特にお花の場合はありますもんね。どんどん新しいものもできて    いっているし。
なんか話尽きないので戻します(笑)。

御協会のファシリテーターというのは、作業療法士さんとか福祉の施設で働いている人にも広がってきてるし、まあ今回の研修のように色から入っていらっしゃる人もいても大歓迎ですよということを伺いました。

色を活用するひとつとして、お花というところで社会に貢献していくあるという、こういう楽しさをぜひ私共の協会のメンバーにも味わってもらいたいなと思いました。そういう研修をありがとうございました。
望月氏: 今後とも宜しくお願いいたします。
三 木: こちらこそ宜しくお願いいたします。


~FLS協会よりお知らせ~
文中に登場した『フラワーファシリテーター養成講座』が
FLS協会認定校「フラワースクール Du(神奈川県藤沢市)」にて6/22開講予定!
お問合せに関しましては、直接「フラワースクール Du」宛にお願い致します。

・サイトURL:http://www.duflower.com
・E-mail:info@duflower.com

一般社団法人 フラワーライフスタイリスト協会(FLS協会)
特任講師統括マネージャー
望月 聡(Mochizuki  Satoshi)

大手生花店に入社後、ホテル店の現場勤務で培った装花スキルと系列のフラワースクールで習得した講師スキルを武器として社内では装花技術教育リーダーを務める。
その後、FLS協会設立当初からメンバーとして招集される。以降、社内外を問わずフローリスト育成に携わり講習会のプログラム作成から講師役までを務めるなど活躍中。
フラワーファシリテーターのプログラム構築でも研究段階から参加。養成講座のカリキュラム作成、その後の人材育成などの全般を担当している。

プロ、アマを問わず受講者からは、確かな理論と豊富な実践経験に基づいた課題抽出と課題解決のためのアドバイスは常に高い評価を得ている。

一般社団法人 フラワーライフスタイリスト協会(FLS協会)
一般社団法人 フラワーライフスタイリスト協会は、人々の暮らしや人生の様々なシーンが安らぎと潤い、そして感動に満ちたものになるよう 花を通じた創造性豊かなライフスタイルを提唱し、生活文化の振興を図ってまいります。また、その活動支援を行なうことで広く社会に貢献してまいります。
ご興味のある方はこちらまで http://flsa.jp/index.html


 


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