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HP対談企画

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対 談 前 編
“ナチュラルメイクとは”
三 木: この間の、私どもの認定講師研修は、おかげさまで本当に有意義な時間になりました。まずはお礼を申し上げたいです。ありがとうございました。
その辺の話から今日は伺っていきたいと思いますが、御堂筋に面した素敵なサロンなので、テンション上がりました。
木目氏: ありがとうございます、その節はありがとうございました。


御堂筋に面したサロンと代表取締役の木目氏
三 木: 私どもの認定講師は、パーソナルカラーについていろいろな活動しているんですけど、その中でもメイクは、切っても切れない関係なんですね。そのメイクに対してどういうふうにアプローチしたらいいのか、みんないろいろ試行錯誤しています。
色彩学会の中でも本当に有名なプリオリさんですが、私としては、特にパーソナルカラーメイクに特化したプリオリさんを、認定講師に一度はちゃんと知ってもらいたいなと思って、それでお願いしたんです。活動の幅を広げてあげたいなと思ったし、それで無理を言って、忙しいところお願いしたんですけれど。
木目氏: いいえ。
三 木: 本当に木目さんは、いろんなカラーリストに会ってらっしゃるし、いろんな方に教えてらっしゃると思うんですけど、今回の認定講師だけの研修って、ご一緒いただいてどんな感じでしたか?
木目氏: カラーリストさんであるっていうのが前提でしたけれども、実際のところやっぱりみなさん、認定講師である前に皆さん個々の女性っていう所に今回の研修開催の意味があるのかなと思いました。
1人1人の肌色に合わせるとか、自分の顔の形に合ったメイクってどうなのとか、色だけじゃなくて、結局その人の顔や年齢とかも違うから、そこまで合わせなきゃ個々のパーソナルなメイクが完成しないっていうのが、現実ですね。
認定講師さんだから、肌色知っている!、イエローベースとブルーベースも理解されているところ~から入れます。でも実際じゃあ手に取って、自分の顔にメイクをして仕上げていこうっていう流れの中では、その人の年齢と顔と、そして話すとその人の好みも出てくる。そういったことを加味しながら、同じテーマに向かってレッスンしていくと、やっぱり個々に違うので、微妙に内容を実は個々に変えていきました。でないと、満足してもらえないと。
三 木: そうですね。一応みんな、自分に似合う色の傾向というものを知っているはずという前提から入っているけれど、でも、それを自分の顔に落とし込んだときに、どんなふうになるのかなっていうところの期待感はありますよね。
木目氏: ですよね。
三 木: こういう傾向の色が似合うはずだとか、いろんなメイクカラーを触ってきている中、ここプリオリさんの所に来て、自分の顔がどんなふうになるのかなっていうのは、すごく期待していたようです。おかげさまでみんなそれぞれが、いろんな発見、うれしい発見があったみたい。
木目氏: 発見してくれたかなあ~。
どうだったんだろうって、テーマがナチュラルメイクだったから、自分の顔がすごく変わるっていうことをしているわけじゃない。
自分の肌色を活かしたパーソナルカラーの色を使ってメイクアップする、ナチュラルにメイクするっていうのは実は個々の基本メイクで、「私の肌って、何だかキレイ」「いつもと違う目元メイクが、何だかとっても自然」と言った“何だか違う”さりげなくキレイって思う、物足りないぐらいがちょうどいいみたいな仕上がりになるんです。
三 木: それ大事なんですよね。
知っているようで自分のことを知らない。
だから、ナチュラルメイクで自分の本来の良さをそのまま活かすことを頭では分かっているし、そうやってきているつもりだったんだけど・・・
木目さんに教えてもらって、これ私なんだよね?!っていう、いつもより全然素敵とか、いつもよりすごくキレイかも?っていう。その喜びというか、自分って結構キレイだなみたいな、そういう思いでみんな、すごくうれしかったんだと思います。


前回の研修風景
“「自分ってキレイなんだ!」がプリオリの「1クリア」”
木目氏: プリオリのメイクの特徴が、素肌を活かすっていうところがあるから。
こんなのでいいの?これだけでいいの?でもしっかりナチュラルにキレイにメイク仕上がってるよっていうところに、さっき言ったように物足りないと思うくらいが丁度良い大人の引き算メイクなんです。
上から足してばかりの足し算メイクで自分が変わっていくメイクではなくて、まずは素肌の、「自分の肌をいかしたメイクアップ」の土台つくりからがうちの得意のベースメイクです。パーソナルカラー理論はここで発揮していきますから・・・
ベースメイクをしただけで、こんなに素肌キレイだったんだって思ってもらえるのが、まずイチクリア。
プリオリのメイクで体験してもらいたい「1クリア」がそこ。
三 木: 「1クリア」ね。
木目氏: 私の肌ってキレイなんだって思えるところがまず「1クリア」。
メイクは色を施していって「違う自分になる」とか、もっとシャープにかっこよくなるとか イメージを作っていくメイクもあり、これまでずっと変える事をメイクの目的にされてこられた方もいたと思いますが、今回はあえて、先ず自分の持っている素材を活かしたメイクで、自分のキレイを再確認するメイク(ナチュラルメイク)をご提案したかったので・・・物足りなかったかなあって心の中で思いながらしていました。
三 木: 逆にいうとそれが。すごい驚きだったんじゃないかなと思います。
木目氏: そうかな。それだったらうれしいな。
三 木: そもそも「私のそのままの良さ」って何?っていうのを見る方が、
知っているつもりだけど知らなかった、こんなにキレイなんだっていうその喜びの方が大きかったと思います。
木目氏: そもそもパーソナルカラーメイクの、ナチュラルメイクの狙いはそこですよね。
三 木: それこそが本当に、まず基本として大事ですね。
私たちが言うところの「パーソナルアイデンティティー」自分らしさというか、まず自分を好きになる、自分の良さを認めるっていうのを、この間のナチュラルメイクで実感させてもらえたんだなって。
木目氏: 良かった。うちもそれが一番、まずはそう思ってほしいところだから。
メイクのバリエーションは、いくらでもあるけど。まずは肌色を活かしてね!って。
三 木: あなたのそのものの良さを大事にしましょうですね。
木目氏: goo-

“色に裏切られる”


「あなたに似合う色」で構成されたプリオリのパレット
左:カラーパレット イエローベース 右:カラーパレット ブルーベース

木目氏: そしてまずメイクの前に、そのコスメが合っているか、そのコスメの色は裏切らないかっていうのが大事。いいと思って買ったけど塗ると色が変わっちゃうのが、色に裏切られるっていうこと。
三 木: 実際肌に乗せると、違う色の見え方になっちゃう、見た目とは違うということですね。
木目氏: そう。製造側として売るのにはキレイに見えて、並べて見せるとすごく買いたくなるような、キレイな色に見えるんだけど、塗ってみるとあれ?、肌に乗せたらくすんじゃうよねっていうような商品も多々あるから。
製造側としては、そこはなかなか言いがたいとこ。言っちゃったけど。
三 木: プロとして、絶対そこは譲れないっていうところなんですよね。
食べるものでも、インスタ映えというか、見た目すごく美味しそうなんだ、食べてみたら、あれ?思っていたのと違うとかみたい。でも見た目良かったみたいな、そういう感じですよね。
木目氏: そうですね。
最近見た目がキレイで、そのまんまの色が肌の上に発色してくれると想像して、キレイな色を買う人多いよね。
三 木: それはありますね。それ違うんですよね。
木目氏: そう。実際日本人の肌は、白人と比べると黄色の色素が多い。
白の画用紙の上ではなくって、いろんな色素が入っている日本人の肌だからこそ、キレイな色をのせると、ちょっと裏切られる。色の発色が沈んじゃったりする。
三 木: そうですね。
木目氏: 例えばプリオリのファンデーションは、見た目は「え?こんな色を塗るの?」っていう色なんですよ。どちらかといえば。もうすでに仕上がる色になっている。見た目のまんまキレイな色ではなくて、あなたのベージュ(肌色)はこのベージュ(肌色)だよ、あなたの肌色はこういう肌色にしようねっていう、一見ひょっとしてキレイに見えないかも、なぜなら鮮やかでない、彩度の低いベージュ(肌色)っていう色を作っているから。
プリオリはメーカーのファンデーションの中で、一番ベージュ(肌色)かもしれません。
分かります?
三 木: 分かります。
他のメーカーさんですと、そういう肌色になりたいなって願望するような色が製品になっているんですよね。でもそれ、塗ったら浮いちゃったりとか。
木目氏: そう。沈むか。
三 木: 逆に、プリオリさんの場合は、実際の肌色そのものの、本当にそのまんまの色っていうのかな。
木目氏: 肌の上にその方の持っている色素に近い肌色ファンデをのせるから、違和感ない。
しかもその人の肌にのせて初めて、キレイな色に発色するっていう考え方だから。
三 木: やっぱりみんなお肌キレイになりたい願望があるから、このキレイな色塗ったら、その色のようにキレイになれると思っちゃうんだ。
木目氏: そう。それ、申し訳ないけど、実は裏切られちゃうんです。
三 木: ルージュとか色物系は、まだそういうことがあるのかなと思ったけど、ファンデでもそうなんですね。それ結構驚きだけど、私とすると。
ファンデでも、願望の色なんですね。

“肌の色は移行する”

木目氏: チーク一つにしても、キレイな色をのせる人が多いけど、のせているチークの色が鮮やかにキレイすぎ・・・。
肌は彩度の低い肌色なのに、その上にそんなに鮮やかな色をのせて大丈夫ですか?って。しかも年齢肌の色ってすごい大事。
三 木: 年齢肌ね。
木目氏: そう、年齢ってすごい大事。
若いときはこのファンデーションで良かった、30代、40代超えると、同じベースではあるけど、ファンデーションの色とかメイクアップの色を、その年代に合わせてちょっと見直ししていかないと、当たり前に肌は変わるからね。そこをちゃんと合わせてあげられるカラーリストさんっていうのも、メイクする人なら絶対そこが必要だから。
三 木: そこはもう、本当に生ものだから。生きているからね。
木目氏: そう。だからプリオリのメイクアップは、どちらかといえば日替わりで作ってねって言ってる。その人ならではのパーソナルなメイクアップを日々お肌の調子と相談してねって。
三 木: 疲れているときとか。
木目氏: そう。
女性は、ホルモンのバランスが崩れてくる40代が、いちばんパーソナルなメイクアップが必要になってくる。
三 木: そうすると、プリオリさんのメイク用品を必要とされる方って、そういう年齢の方が多いんですか。
木目氏: うん。呼び掛けちゃうから。
毎日肌の調子違うよねとか、肌ストレスとか、肌年齢とか。
大体30代後半から40歳を境に、肌の調子変わってきていませんか?って。
それを呼び掛けるっていうのは、「もう一回、見直しをしてね」ということです。
パーソナルカラーにちなんだ化粧品を持っているけど、5年、10年経ったら、年齢変わると肌の調子も変わるから、メイクアップも変えていこうね、コスメも見直そうね、プリオリは常に年齢に応じてアドバイスも、合わせる色も変わる。大幅に変えるわけじゃなくて。
三 木: 移行するんですよね。
木目氏: そう。
微妙に色の配合を変えてねっていう感じ。本当にそんな感じ。そろそろ微妙にこっち足してねとか。
三 木: やっぱり色の幅は動くんですよね。
木目氏: そう。
ただ、今日はイエローベースになったり、明日はブルーベースになったり、その次の日はいきなり色白になっていたり、色黒になっていたりっていうそういう振り幅はないけれども。
私が言っているのは、その日の体調と同じぐらいの微妙さ。
三 木: それは、多分プリオリさんが、これだけのファンデの色数があるからできることですよね。その中から大体2本以上勧められますよね。
その2本の色の、混ぜ方とか。
木目氏: 配合する。
三 木: そこまでこだわっているところはまず他にない、だからできるんだと思うんですね。
木目氏: そうですね。日本女性の肌へのこだわり半端ないですね、確かに。
三 木: 大体普通は、オークル系、ピンク系に分かれて、各2色ずつで計4種類があるかないかな。その中でもう出来上がった色を塗るだけみたいな感じが普通かな。

“普通色って”



木目氏: そもそも、パーソナルカラーも知らなくて、メイクをとりあえずするといった際に、そんなに色白でも色黒でもない人、そういう人が一番最初に選ぶのは、普通色。
三 木: 普通色。
木目氏: これが一番くせもので、「普通肌」とか、「ナチュラル」とか、そういった名称のモノを買われる人は7割8割だと思う。パーソナルカラーを知らなくても、「普通肌」とかこれ「標準」とか、そういう売り方をされると、全員それ買っちゃいますよね。
そもそもプリオリは、そこを覆したくて。
三 木: 「普通」って何よっていうことですよね。
木目氏: 笑っ、そう。でも、それが少々色が合ってなくても、20代はいいかもしれないけど、30代になって、「あれ?」、40代になると「あらっ?なんか・・・」って気付いてきて、これではいけないって思う。
「あなた、そのままで大丈夫?」って呼び掛けると、「確かに私、人よりもくすんでいるかも・・・」とか、ネガティブになっていく。自分の肌が悪いみたいにね。じゃなくて、若いときと同じものをずーっと、使い続けているからだよ~ってね。
三 木: 当たり前といえば当たり前なんだけれど、でも自分が変わってきていることに対して、素直に向き合っていけるといいなというだけですね。
「普通」なんてないから。

“自分中心に色を調整する”

木目氏: メイクのこだわりは、パーソナルカラーから、さらにその人にこだわっていくことね。
三 木: 分かります。パーソナルカラーの診断じゃなくて、その人にこだわるんですね。
木目氏: そういうこと。
パーソナルカラーは大まかに、家でいうとまず入り口。
そこからその人のパーソナルカラーを見て、更にその人に合わせていってねっていうところから。
三 木: そうですね。結構イエローベースかブルーベースかだけで分けるところが多いんです。私たちがプリオリさんにお世話になっているのは、それだけじゃないところ。
色が明るいとか暗いとか、くすみが多いとか、クリア感があるとか、そういうところを細かく調整をして選んでくれるっていうところがすごい重要ですよ。
木目氏: そうなの。やっぱり、それを伝えていきたいし、女性にとってそこが大事と思うと年齢や肌の調子に合わせられる人が必要になってくるんです。
すごく大事なので、調合できる人を、今プリオリで作ってる。
三 木: じゃあファンデの色の調合が一番の技術なんですか。
木目氏: そうですね。一番大事なのは、技術、知識と応用、全て欠けてはいけない大切なノウハウになるよね。
三 木: そうすると、プリオリさんの場合は、選んでいただいた2本とか3本のファンデの色を、自分に合わせた調合の仕方を教えてもらう。日々コンディションに合わせながら合わせていくというのが、「自分を中心に色をコントロールする」っていうことになっているんですね。
木目氏: そうです。
三 木: プリオリさんのメイクをお勧めしてくださる方たちは、人によるそういう調整の仕方を教えて下さる。
木目氏: そうです。
三 木: それ本当に、色の幅ですよね。
よくパーソナルカラーリストの中にも、はい、あなたサマーですとかスプリングですとか言って、その枠の中にはめ込んでしまうだけというところも結構あるんですけど。
4種類の枠とか、イエロベースースやブルーベースだけとかはあんまり関係なくて、明るさ感がすごい大事だったら、その似合う幅の中で、「オータムの色でもこの辺だったら使えますよ」とか、そういう調整をどこまでしてあげられるかっていうことが大切。
人を枠に分類するんではなくて、人を中心に色選びができるかどうかっていう、そういうところですよね。
木目氏: そうです。だからすごく、その人に合わせたメイクアップをしようと思うと、合わせる人自体がちゃんと合わせられる人でないと駄目だから、結局そこが一番難しいかも。
三 木: 難しい。
木目氏: 難しい。でもそれをしないと価値がないし、理想のパーソナルメイクの着地点がない。その人その人のメイクアップを楽しんでほしいという思いは、それをクリアしないとできないからね。
三 木: プリオリさんの場合は、人に合わせて色を作り上げるんですよね。
木目氏: だからもう、決められたファンデーションの色、メイクアップの色でいいんですっていう人だったら、それはもうプリオリを使ってもらう意味がなくなっちゃう。
私だけに合わせてくださいっていうお客様は、絶対プリオリ。
三 木: メーカーさんの基準、カテゴライズされたものに、みんなの顔を合わせるんじゃなくて、各自の顔色に合わせられるように作ったっていう、それがプリオリのパーソナルメイクなんですね。

 

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木目 祥子 -Shoko Kime- .

株式会社プリオリコスメ 代表取締役社長
日本カラーコーディネーター協会(J-color)主幹研究員
大阪出身 美容師歴10年

今から23年以上前、私も第一線の現場でヘアメイクをするアーティストでした。
色々なメイクブランドを試しても必ず時間とともにくすんだり、肌色にピタッと合う色がないことに不満を感じる中、出会ったのがパーソナルカラーの理論です。
すぐに資格を取得し、この微妙な色を再現してくれる製造元を何件も探し、ようやく巡り会えて創業をし、1995年に株式会社プリオリコスメを設立しました。 プリオリのファンデーションは23年の歳月と共に、その時代時代に合った肌色を表現し進化してきました。23年前から使ってくださるお客様もいる、リピーターの多いファンデーションです。そこには私自身がこだわってきた肌への優しさ、肌への密着感、時間が経過してからの素肌感が、他にはどこにもないからです。プリオリをまだ知らない方には、是非一度お試しになっていただきたいです。

http://www.prioricosme.com/

 


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