配色レッスン・ライフケアカラー講座を担当しました!
2014.7.15
こんにちは。色彩活用研究所サミュエルの谷貝です。
配色レッスン・ライフケアカラー講座(東京会場)を担当しましたので、ご報告いたします。
この講座は、ライフケアカラー検定の公式テキスト「色彩生活」に掲載されている配色バリエーションを学び、ライフケアカラー検定2級「配色実技問題」にも対応させた内容です。
ご参加頂いたのは、社会人の皆さん。
様々なご経験のある皆さんと一緒に、楽しく配色レッスンをさせていただきました。
はじめに、皆さんに学習の進捗や配色についてお聞きしたところ、独学でカラーの勉強や資格取得を頑張ってこられた方が多いようで、
「色の勉強は楽しいけど、どうしても配色が苦手なんです!」
「テキスト以外の配色例が出題されると、さっぱり分からなくなってしまいます…」
「そもそも、色を覚えるのが難しくて…」
皆さん口々に、日頃のお悩みをお聞かせ下さいました。
色彩はとても身近な存在であり、とても感覚的な分野です。
色の世界を勉強してみると、テキストに掲載されている色彩豊かな写真や配色コーディネート例を眺めるだけで、その美しさや面白さに惹かれてしまいますが、いざ、ご自身でコーディネートを実践してみると、何だか意外と難しい…。
思うような配色が出来なかったり、理解したはずの配色問題が解けなかったり、本当にこの配色の組み合わせで良いのか判断がつかず、困ってしまうようです。
色彩を扱うには、ちょっとしたコツが必要です。
配色をしっかり理解するために、まずは色彩の基本的な考え方や色彩そのものの捉え方を総復習しながら、配色の基本となる部分を1つずつ確認しました。
カラーカードを使ったワークや、着彩作品で配色コーディネートの実践もして頂きましたよ。
独学で勉強されてきた皆さんが特に驚かれていたのは、同じ配色条件のワークや着彩作品が、どれ1つとして同じ作品とはならずに、多彩な作品として仕上がるところです。
このような体験は、グループレッスンならではの醍醐味ですね。
ご自身の眼で見て配色効果を確認し、多彩な作品を数多く見て感じることは、色を見極める力「色感(しきかん)」を培うことに繋がります。
受講生の皆さん同士で刺激をしあった、とても有意義な配色レッスンになったようです。
最後にトライした、ライフケアカラー検定2級の配色実技問題も、問題のポイントをうまく捉えることが出来ましたよ!
もともと、カラーが大好きな皆さんばかり。
たくさんの配色コーディネートにトライしながら、自信を持って楽しんでみてくださいね。