一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会[J-color]

一般社団法人日本カラーコーディネーター協会

 
 

京都府山城広域振興局様「パーソナルカラーセミナー」ご報告

2021.3.31

こんにちは。J-colorパートナーの乾宏子です。
3月8日、京都府山城広域振興局様にてパーソナルカラーセミナーを担当させていただきました。

今回はコロナ禍の中、オンラインセミナーという形で、宇治会場と乙訓会場で計26名の方々に参加いただきました。(その中には男性の方も2名いらっしゃいました)

私は宇治会場の小会議室からPCに向かいお話をさせていただきましたが、宇治会場の大会議室では約9名の方が、その他はそれぞれの職場のご自分の席でオンライン受講をしていただきました。

今回は「健康管理セミナー(こころの部)」としての開催のため、持って生まれた色素を知ることで自分自身と向き合い、他人が受ける自分のイメージをチャームポイントとしてポジティブに受け入れることで、生き方まで楽になる!という内容を私自身の経験も交えてお話しさせていただきました。

このように「自分らしさとは何か」を再確認できるパーソナルカラー。
パーソナルカラーを知ることは、似合う色を知ること以上に奥深いものがあります。

 

次に教材としてお渡しいていた4シーズンの色を見ていただき、色のイメージを説明しました。色を見てイメージを膨らませることは、パーソナルカラーではとても大切なことなのです。

この後はチェックリストに沿って肌、髪、目の色素や質感をセルフチェックしていくのですが、今回はオンライン講座である、密を避けなければいけないなどの制限もあり、、
グループで見比べたり、私が直接アドバイスすることも難しいため、なるべく分かりやすい説明を心掛けました。

 

また「自分らしさ」につながる外見の印象(イメージ)のチェックでは、ご自身ではなかなか分かりにくいところになります。どのイメージが良いとか悪いではなく、自身の印象をまず受け入れ、それを活かすことが『こころのケア』にもつながる大切な項目になります。

そこにはもちろん肌、髪、目にみられる、持って生まれた色素も関わっているのですが、互いの印象について意見交換ができる楽しい時間です。以前のような生活が戻ってきた時には、ご家族や親しいお友達で自由に互いの印象を話題にしていただきたいと思います。

セルフチェックはできたけど、実際に布を当てるとどのぐらい違うのか?!
その検証のために、参加者の中から数名の方に会場を移動いただき、カラードレーピングをして、参加者の皆さんに見ていただきました。
似合う、似合わないとはどういうことか?を、次の色の性格(三属性)をポイントに説明をさせていただきました。

青みの色が似合うのか黄みの色が似合うのか
明るい色が似合うのか暗い色が似合うのか
鮮やかな色が似合うのか穏やかな色が似合うのか

肌の色や質感がドレープの色によって変わることを見ていただきたかったのですが、モニター越しではなかなか分かりにくい方もいらしたようで、オンライン講座で色の違いを伝えることの難しさを実感しました。

 

最後に、似合う色の活用方法としてコーディネートの例を見ていただきました。
色の使い方や小物の合わせ方など参考にしていただいて、春に向けておしゃれを楽しんでいただきたいと思いました。

(私がオンラインを配信した会場では、セミナー終了後ほとんどの参加者が残ってくださったので、ご担当者様にご了解いただき、簡易的にドレープを当てて肌の色や質感の変化を体験していただきました)

 

参加者の皆様よりセミナーの感想をいただきましたので、一部ご紹介いたします。

説明もわかりやすく、色に囚われずにいいこともほっとした。
前向きになる話で少しずつ取り入れていきたい。

自分に合う色を感じたり、考えたりすることによって気分も明るくなれてよかった。

オンラインでは色の違いがわからなかったが、実際に見せていただくと色の違いで肌の色味などが大きく変わることを初めて知った。

良い感想をいただいた反面、オンライン講座の場合、ドレープの色(色の布)を直接見ることができなかったり、色見本も画面を通すと正確な色が伝わらなかったり・・・
パーソナルカラーの良さを実感しにくいこともあるように感じました。

しかしながら、今後もこのようなオンラインでのパーソナルカラーセミナーは増えていくと思われます。私自身も受講くださる方が分かりやすいようなセミナーはどうあるべきかについて考えさせられた貴重な体験となりました。

オンラインセミナー開催にあたり、京都府山城広域振興局様のご担当様、機器の設営をしてくださった方々にはいろいろとご配慮いただき、ありがとうございました。

⇒山城広域復興局