MINI選びは色選びグリーン編｜MINI Village COLUMN

2021.4.29

車選びでデザイン性は選択する上で重要な要素ですが、色から選ぶこともあるのでは?
MINIならこの色!というように、気になる色から選ぶこともあるのではないでしょうか。
自分の好きな色をまとった愛車は愛おしいパートナーとなって、ドライブの楽しさをさらに上げてくれること間違いないですね。

MINIでは白、黒、グレー、さらに赤、オレンジ、青、緑などバラエティー豊富。
フォルムに施された発色の良い各色は、個性豊かなラインンナップを取り揃えています。
今回はMINIの伝統的な色でもある「緑」のイメージや効果についてお伝えします。

グリーンの車両はこちら

緑は人が求める癒しの色

「緑」は木や森など自然を連想させます。癒されたいとき人は緑を求め、自然を求め、山里に身を置きたくなるものです。
現代人はなにかと目を酷使しがちですが、目が疲れた時緑を見ることで眼精疲労が軽減する効果もあるといわれています。
緑の植物を見て目の疲れも身体もリラックスできるのは、人類が自然界の一員として共存し、緑を見たときに人が持つ原風景をそこに見るからなのでしょう。
色の心理的効果には赤、黄、オレンジなど暖かく感じる暖色、青など冷たく感じる寒色がありますが、緑は暖かくも冷たくも感じない中性色とされています。暖色でも寒色でもない色だからこそ目に映る緑は心身を穏やかにしてくれるのかもしれません。
また緑は安全、健康的な印象を与えることから、企業の理念や姿勢を伝える色であるコーポレートカラーとして、自然や環境に配慮したイメージを打ち出したい企業のロゴマークとしても多く使われています。

青信号は何色?
色の名前には意味がある

信号は、赤、青、黄ですが、さて青信号は青でしょうか?
日本も含め世界の青信号は「青」ではなく「緑」です。
日本に導入された信号の色は今と同じ赤、緑、黄でしたが、「青りんご」「青葉」「青々した新緑」などのように日本人は緑色の物を青と呼ぶ習慣が根強く、緑信号ではなく青信号といわれるようになったともいわれています。

緑の色名も多々あり、自然界に関わる名前が多くあります。
松や杉などの常緑樹の葉のような色「常磐色」や「松葉色」は年中変わらないことから永久に変わらないとものとして称されています。外来名には緑の宝石「エメラルドグリーン」、その緑の色を絵具で再現した「クロームグリーン」、「ビリジアン」は代表的な緑色の絵具の色です。
MINIの緑「ブリティッシュ·レーシンググリーンメタリック」のネーミングは国際自動車連盟が当初車体の塗装の色を国ごとに指示した時期があり、英国は緑が指定されたことがその名の由来です。
現在MINIの緑は新たな色となり、母国、英国の伝統と歴史を重んじ、中性色のニュートラルな色として漂としたたたずまいとなって展開しています。

グリーンの車両はこちら

カスタマイズで差別化

英国の色として指定された緑は、どのメーカーも緑の車体では区別がつかないことから、当時はラインなどデザインで差別化できるように各社工夫していたようです。
現在のMINIも、カスタマイズで自分好みの逸品に仕上げることができるのがMINIならではのデザインスタイル。

トップループやドアミラーキャップ、スポーツストライプなど、白や黒を施すことでその印象は変わり、白×緑は白との対比ですっきりとカジュアルな印象に、緑×黒はダイナミックな印象に見せ、ユーザーの個性を引き出します。

緑に安らぎを求めて…

自然界に存在する緑を見て癒されるように、緑が好きな人は穏やかであることを望みます。人との調和を大切にして競い合うことは避けたい平和主義者。派手さよりも穏やかさを好みます。
また、緑が気になる時は「睡眠不足」ともいわれています。
疲労のため緑を求めているのかもしれませんね。
MINIの緑「ブリティシュ·レーシンググリーンメタリック」をまとったMINIは、際立つフォルムを優しく包み込み、安らぎを求めて自然に帰る風景に溶け込み、無機質な都会にも添える一色となって、軽快な走りと共にその存在が癒しとなってくれることでしょう。