社会福祉法人 島田福祉会様 「パーソナルカラーセミナー~自分らしさの再発見~」報告
2021.8.3
コロナ禍で巡ってきた2度目の夏
事態は収束には至っていませんが、今年も向日葵が
美しく咲き心を元気にしてくれています。
認定講師の田中です。
皆様、お元気でいらっしゃいますか
ワクチン接種も進んできている折、
久し振りにセミナーを担当させて頂きましたので、ご報告致します。
今回、ご依頼頂きましたのは「社会福祉法人 島田福祉会」様の研修会です。
主に保育の仕事に携る、保育士、調理師、栄養士、看護師の方々、
総勢100名のセミナーでした。
コロナ禍においても休むことなく対人のお仕事をされてきた皆さまですので、
100名の大人数ではありましたが、窓や扉は全開で換気を徹底するなど
十分な注意がなされ開催されました。
私もいつもとは違う緊張感をもってうかがいました。
お仕事後でお疲れもあったかと思いますが、
皆様、和気あいあいと和やかな雰囲気につつまれ、
私の緊張感は何処か彼方へ。
さすがに、保育のお仕事をされている方々だなと感じました。
今回のテーマは
「パーソナルカラーセミナー~自分らしさの再発見~」です。
セミナーの最初に副理事長様からのお話しで、
「人は見た目が9割」という言葉がありました。
勿論、外見がよければ内面はどうでもよいというお話ではありません。
仕事の場においては、自分の気持ちを上手に表現しながら
良好な人間関係を築く必要があります。
そのような時、まず自分がどの様な印象を人に与えているか
という客観的な視点で自分を観ることも必要になってきますね。
パーソナルカラーは単に似合う色を見つける事だけが目的ではありません。
自分の外見を客観的に知り、持っていた思い込みや
コンプレックスなどのブロックを解除し、
自分を肯定的に受け入れるという目的があります。
そして、自分の外見を受け入れ、外見の魅力を引出し際立たせてくれる
パーソナルカラーを身につけることで、
「自分らしさ」に自信が持てるようになるでしょう。
そうすると、周囲への印象も自然にアップして、自分の伝えたいことを
無理なく表現できるようになるはずです。
さて、自分らしさを探る大切なワーク、
パーソナルカラーの要は、ご自身の肌・眼・髪を調べるセルフチェックです。
皆さん、迷いながらもチェックが入ります。アシスタントスタッフの方々が、
皆さんのお手伝いのために各グループを駆け回って下さいました。
私も近くのグループにお邪魔して一瞬マスクを外して頂きましたが、
マスクが無かったらもっと見やすい、もっと楽しいのにと思ってしまいました。
参加者の方には2名モデルになって頂き
同じドレープでも見え方の違いを感じ、セルフチェックの傾向が
そこに表れていることを実感して頂けたのではと思います。
折角知った似合う色の傾向、どんどん取り入れて頂きたいです。
子供達と接する時、保護者と接する時、
相手によって求められることは違ってきますね。
その場面によって色の持っているイメージを装いに取り入れて、
コミュニケーションを円滑にするという使い方もあります。
今であれば、マスクなどに取り入れやすいかもしれません。
色の持っているイメージとは、例えば、
・ピンク→優しさ、あたたかさ
・黄色→話しかけやすい、明るさ
・橙→親しみやすさ、食欲増進、家庭的
・緑→リラックス、安心感
・青→誠実さ、沈静させる
などです。
いずれも勿論、似合うピンク、似合う黄色、似合う青などを取り入れてくださいね。
マスクでの大人数のセミナーはお顔の表情がつかみにくく、
大切なことが届けられたか心配でしたが、
帰り際に間近でお声掛け頂いた明るい声で、少し心配が和らぎました。
ご参加いただきましたすべての皆様、スタッフも含めて、ありがとうございました。
これから色を意識して頂くことで、皆さまに幸せの大きな虹がかかりますように、
心から願っています。
参加者の皆様よりセミナーの感想をいただきました
●年齢と共に着ようと思う色が少なくなってきているので、似合う色から取り入れていきたいです。
●コロナ禍で職場の会食が減っている為か、仕事以外の話をする機会がなく、お互いを知らないまま、どこか遠慮がちな保育が見られていたので、今回は保育から離れ、様々な話ができ良い機会であったと思いました。
ユニークな講師の先生のおかげもあり、笑いの多い研修で、とても楽しく参加できました。
●色の効果について学んだので、室内環境として、落ち着くようなアットホームな印象の色とか、眠りの妨げにならないような色使いのものを取り入れるなど、子供への効果としても意識的に取り入れていけると思います。
●似合う色は私が大体予想していた様なカラーでしたが、他者がみるのと、自分が見るのとでは感じ方が違ったり、自分が選ばないカラーが似合ったりするんだなと、新しい発見がありました。
●視覚が87%と聞いて、保護者や子どもの前に立つ保育士はきちんと自分の色をわかっていることが良いのだと学んだ。子どもたちにも、普段から見ている色は興味を持って見せるべきだということも学んだ。
●自分に合う服を着ることで表情が明るくなることがあるため、意識して服を選びたい。
良いところを褒め合うようにクラスの中でも意識していきたい。