コラム「色で発信するメッセージ」
2022.4.12
こんにちは。ピーコックブルーです。
新年度がスタート しました。
新たな環境、また新たな気持ちで
それぞれ様々に迎えられたことと
思います。
桜の見頃も北上していますが、
この時期、桜の淡くて薄いピンク色
が私たちの背中を華やかに、優しく、
そっと押して応援してくれるようにも
感じます
そして桜の季節ならではのこんな
美しい表現もあります。
桜雲(おううん)
桜が一面に咲き、遠くから見ると
まるで白雲のように見えること。
桜明かり(さくらあかり)
満開の夜桜が、辺りをほのかに
照らしているように見えること。
桜雨(さくらあめ)・桜流し
桜の時期に降る雨。雨とともに
少しずつ散る姿。
今年も美しい桜を愛でることが
できて良かったと思う反面、
コロナは第7波かと不安が増し、
世界に目を向けると
凄惨な戦争が続いています。
ロシアによるウクライナへの軍事
侵攻が続く中、今
ウクライナ国旗の青色と黄色が
あしらわれたグッズが数多く出され、
身に着けたり、商品を購入すること
でウクライナを支援する動きに
つながっています。
また自治体や企業でも
公共の施設やシンボル的な建物を
青と黄色でライトアップするなど
色で意思を示す、色で発信する
メッセージも多く見られます。
ウクライナ国旗の青と黄の2色は
「独立ウクライナの旗」と
いわれているようです。
青色は「空 」、黄色は「小麦」を
表すという説と
青色は「水」、黄色は「火」という
説も。
配色では
色が離れた「対照色相配色」。
鮮やかな青と黄色の2色配色で
コントラストのある配色に。
1日でも早い停戦と平穏な日々が
戻ってくることを願いながら…。
誰にでも簡単にできる
「色」でメッセージを伝えること。
これも色彩ならではの働きの
ひとつですね