一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会[J-color]

一般社団法人日本カラーコーディネーター協会

 
 

千葉大学教育学部附属中学校でパーソナルカラーセミナーを担当しました!

2022.10.24

こんにちは、J-color検定認定講師の岡山です。
千葉大学教育学部附属中学校  で中学生に向けて
パーソナルカラーセミナーを担当させて頂きました。

全2回の日程で、1回目は残暑の中、2回目は急に秋が訪れた気候で、
季節の移り変わりを感じた中でのセミナーとなりました。

こちらの中学校では、学年を問わず個人が興味ある分野について
深く探究する「ゼミ」があり、今回は服飾を中心に探究する
「ファッショ二スタゼミ」の皆さんが「パーソナルカラー」に興味を
持って頂けたことでセミナー開催となりました

1回目はパーソナルカラーの歴史からスタート、
黒板に板書すると皆さん一斉にメモ  を取り始め、
授業に取り組む姿勢が伝わってきます。

パーソナルカラーは色素(肌、髪、眼の色と質感)をもとに、
顔映り、印象を良く見せてくれる色。
色素=PI(自分らしさ)と一体感のある色が似合う色、
中学生の皆さんは生まれたままのピカピカの色素です
生まれ持った色素はとてもバランスがいいことを忘れないでください
きれいな真っ新な色素を前に何度も何度も伝えていました。

パーソナルカラーでは「どんな色か」という事が大事です。
色の3つの要素を伝えた後、明度、彩度、色相のカラークイズです。

一番明るい色はどれでしょう
マンダリンオレンジの鮮やかな色
鮮やかな色と明るい色は混同しやすいですね。
色相のイエローベース、ブルーベースの違いはどうでしょう
青でもイエローベース
黄色でもブルーベース

これはみごとに正解者多数でした

4つのタイプSp,Su,Au,Wの色傾向、イメージの紹介の後は
ピンク、黄、緑、青、各色を4名の生徒さんに色分けをしてもらいました。
迷いながらもさくさく色分けができています。
みなさんの勘の良さと色感には生徒の皆さんからも拍手が沸きました

1週間後の2回目は自分の色素チェック。
見るべきポイントを抑えてグループで比較し合いながら進めていきます。
中学生の肌はパーンと張りがあり、部活で日焼けしている生徒さんも。
髪もカラーリングなし、もちろんお化粧なし、まさに生まれながらの
色素傾向と第一印象から似合うタイプを導き出します。

今まで自分の色素をじっくり見る機会も多くなかったと思います。
明るくキラキラ輝く瞳の人、同じように明るくてもすっきりと涼しげな印象の眼の人、
自分の事って自分が一番わからないかもしれないですね。
皆それぞれ違う色素、それが皆さんの個性です
新たな気づきがありましたか?

自分のパーソナルカラーの傾向がわかったところで、
タイプの違うSuタイプ、Wタイプの生徒さんにドレープを当て、
顔映りの変化を見てもらいました。
お年頃ということもありマスクをしたままでしたが、
見ている生徒さんからは顔映りの変化に思わず「わー」と声が聞こえてきました

今回は色素チェックまでのセミナーでしたが、
授業終了後は多くの生徒さんがドレープを当ててみたいと集まり、
顔映りの変化を楽しんでくれていました。

最後に中学3年生のゼミ長さんからお礼の言葉を頂き、
こちらこそ若い皆さんとふれ合えたことは貴重な時間になりました。
パーソナルカラーは自分自身の中にあります。
パーソナルカラーを通して、自分らしさを大切にしていって下さいね

担任の先生、いろいろと準備等をしてくださり
2回の授業を開催できたこと感謝いたします。
生徒の皆さんのマスクをしていても、その視線、
姿勢から興味のあることへの探究心が伝わってきた2日間でした。
ファッショ二スタゼミの皆さん、先生ありがとうございました