一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会[J-color]

一般社団法人日本カラーコーディネーター協会

 
 

コラム「何気なく見ているところにも「色」のこんな働きが!」

2023.4.11

こんにちは。ピーコックブルーです。

1次ラウンドから負けなし、全勝での
世界一奪還となったWBC優勝
本当に感動的で歴史に残る大会と
なりましたね

その興奮と余韻が冷めない中
開幕を迎えたレギュラーシーズンも
各選手の活躍に注目が集まっています。

今回の野球中継は多くの方が釘付け
となったと思いますが
改めてふと感じたことがありました。

それはストライクゾーンの表示
ピッチャーが投げる球の球種が1球ずつ
表示される時の色分けです。

野球に詳しい方なら
当たり前に見ているのだと思いますが
球種によって違う「形」「色」
分けられていることで、ひと目で
より見やすくなっているという点です。

「形」「色」では
瞬時に印象付けられるのは「色」のほう
だと言われています。

分かりやすい例としては
トイレのマークの色。

一般的に男性用は、女性用は
示されていますが、私たちは普段
その見慣れた「色」を見て、利用して
いることが多いと思います。

このトイレの色を男女逆にすると、
間違えて入ってしまう人が多くなるのを

イタズラ番組で見かけたりします。

このストライクゾーン表示の例では
投げる球の種類を「形」で示し、
さらに「色で分ける」ことで
ピッチャーの投げる球がひと目で
分かりやすくなります

球種の形と色は適当につけました
が、こんなのを作ってみました。

形だけでなく、色分けされている
ほうが、瞬時に解りやすくなりませんか。

WBCが終わってからの
いろんな選手へのインタビュー
中にも、たまたま耳にした選手の
ひとりが、「普段、4色ボールペン
を使っています」と言っていました。

ちなみに「3色ボールペンではダメ
なんですよ」とも。
私はこの時、4色で足りるのかな
と思いながら聞いていました。

選手にとっては日常のことなの
でしょうが、これも「色」がもつ働き
だと、改めてシンプルに感じた次第
です