コラム「色で支援や賛同「アウェアネスカラー」」
2023.6.13
こんにちは。ピーコックブルーです。
皆さんは「アウェアネスカラー」って
ご存知ですか。
これは社会運動のシンボルカラーの
リボンを着装したり、建造物をシンボル
カラーにライトアップしたりすることで
その運動への支援・賛同を示す色のこと。
例えば「ピンクリボン」は
乳がん予防と啓発のシンボルとして
広く知られていますよね。
リボン活動として、他には
レッドリボン…エイズへの理解と支援
オレンジリボン…子ども虐待防止の啓発
グリーンリボン…移植医療の普及
ブルーリボン…大腸ガン治療の啓発
イエローリボン…障害を持つ人の自立と
社会参加
などがあり、
以前このブログでもご紹介した
コロナによる差別や偏見の防止を示す
シトラスリボンキャンペーンも
愛媛から全国に広まっていきました。
リボンだけでなく
LGBT(性的マイノリティ)への理解を広げる
「レインボーフラッグ」も知られるようになって
きました。
そして私は先日、地元自治体の主催で
「認知症サポーター講座」というのを受講
してきたのですが、受講者には
「認知症の人を応援します」という意思を
示す目印であるオレンジリングが配布され
ます。
認知症サポーターとは
認知症について正しく理解し、偏見を
持たず、認知症の人や家族に対して
温かい目で見守ることが出来る人
只、何か特別なことをする人ではなく、
認知症の人やその家族をさりげなく
見守り、手助けする「応援者」という
存在です。
私は身近な人が認知症になった時
に備えて今のうちにと受講したの
ですが、短い時間でしたが認知症に
対する意識が大きく変わりました。
オレンジリングのオレンジ色は
江戸時代の陶工・酒井田柿右衛門が
夕日に映える柿の実の色から
インスピレーションを得て作り出した
赤絵磁器が由来。
世界的にも名声を誇る赤絵磁器の
ように、“日本発 ”「認知症サポーター」
の証として広く認められればとの思い
からとのことですが、
オレンジ色の温もりや楽しさ、親しみ、
団らんをイメージさせる心理的効果も
あるようです
「色」で意思を示す。
これも、ひと目で認識できる「色」だから
こその働きですね