一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会[J-color]

一般社団法人日本カラーコーディネーター協会

 
 

TBS主催「地球を笑顔にする広場」に出展・協力させていただきました!

2025.5.16

J-color認定講師の吉富です。

J-colorは、5月の大型連休に開催されたTBS主催、
東京都・港区・港区教育委員会後援のイベント
「地球を笑顔にする広場  」に出展・協力させていただきました

このイベントは、環境保護をテーマにした
さまざまなアクティビティやワークショップを通じて、
子供から大人まで幅広い参加者に楽しんでもらえる
プログラムが用意されています。

【『Nスタ』カラーUDの世界】というテーマで、
昨年に引き続き、参加させていただきました。

『Nスタ』は、月曜日から金曜日の夕方に放送されているニュース番組で、
この春より、より多くの人に優しい番組を目指し、
ユニバーサルデザインを採用しています。
今年は、そんな『Nスタ』とのコラボが実現しました。

1日目は地元小学校の校外学習の子供たち、
2・3日目は会場を訪れた子供たちがワークショップに参加してくれました。

1日4回の開催でしたが、ほとんどの回があっという間に満席となり、
「色」や「色の見え方の違い」に興味を持ってくれる子どもや
保護者の方が多いのだなぁと、うれしく感じました

ワークショップでは、最初に「体験メガネ」を使って、色の見え方の違いを体験。
ブース内のあちこちから子供たちの驚きの声が上がっていました。

「普段見ているものの色が違って見える!」
「色が違って見えることで、困ることがある」
「みんなが、自分が見ている色と同じに見えているのではない」。

様々な発見があったようです。

次に、ハートの模様と背景の色を組み合わせて、
みんなが分かりやすい色の組み合わせを考えるワークにも挑戦

色の見分けやすさのポイントは、色の明るさ、暗さ
普段はたくさんの色に囲まれて暮らしている子どもたちですが、
色の明暗(明度)を意識して色を使うのは、新鮮な体験だったようです。

明るい色と暗い色を組み合わせて、
誰でも見分けやすい色の組み合わせが次々と完成していました

また、『Nスタ』の番組で実際に使われる円グラフの色分けにも、
みんなで挑戦しました。


円グラフの教材で使用されている紙もSDGs17項目全てに対応!?
のバナナペーパーなのです

番組に出演されているキャスターの方々も日替わりでワークショップに参加。
『Nスタ』では、画面の中でどんな工夫をしているのかについて、お話してくださいました。
普段見ているニュース番組の文字やグラフの色の組み合わせに、
どんな工夫や取り組みがされているのか、子どもたちも興味津々でした。

45分程のワークショップでしたが、
子供たちにとってたくさんの発見がある濃密な時間になったようです。

このワークショップをきっかけに、
参加してくださった皆さんが「みんなが見分けやすい色」
意識してもらえるとうれしいです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また、今回、お声がけいただいたTBSイベントの皆様、
この様な機会をいただき、感謝いたします

Nスタ|TBSテレビ