コラム「こくのある味わい深さを感じる色」
2025.2.10
こんにちは。ピーコックブルーです。
今年の節分は2月2日でしたね。
「季節を分ける」という意味で「立春」
の前日が節分
2025年の立春は2月3日となるので
今年は2日に。
日曜日と重なったこともあり、恵方巻の
売れ行きは好調だったようです。
今では全国区となった恵方巻 の習慣
ですが、その一方でたくさんの巻きずし
を見ていると、食品廃棄ロスも気になり
ながらでした。
さて京都の宇治市にあるお茶の老舗
「伊藤久右衛門」さんから、こんな
美味しそうなレトルトカレーが出されて
います。
それが「宇治抹茶カレー」と
「宇治ほうじ茶キーマカレー」。
宇治茶の可能性をより幅広い世代の
方々にと、抹茶カレーは2014年に
ほうじ茶キーマカレーは2022年に
登場。発売以降、TVや雑誌など数々
のメディアで取り上げられています。
このブログでも過去にご紹介した
ピンクやブルーのカレーはその色に
インパクトがあり、目を惹きますが
この抹茶とほうじ茶のカレーは
どちらも、この色あいに「味わい深さ」
を感じさせてくれます。
抹茶の深みのある緑、
ほうじ茶はそもそもお茶の色がブラウン
なのでカレーとの相性もバッチリ
という感じです。
「深みのある、濃い」、dp(ディープ)トーン
のような色あいは
「充実した、伝統的な、和風の」イメージ
も与え
「暗い」、dk(ダーク)トーンの色あいは
「大人っぽい、丈夫な、円熟した」イメージ
を与えます。
多種多様なスパイスの組み合わせに
抹茶の色、味、香りをプラスして
五感で楽しめる「抹茶カレー」。
そして
ほうじ茶の魅力である芳ばしく心地よい
香り、スパイス、鶏ひき肉の旨味が一体
となった、香り高い「キーマカレー」。
抹茶やほうじ茶を使ったスィーツも大好き
ですが、
お茶屋さんならでは “ 大人なカレー ”を
私もぜひ味わってみたいです