一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会[J-color]

一般社団法人日本カラーコーディネーター協会

 
 

三菱電機労働組合山陽四国ブロック様の役員研修会にて「自分ブランディングセミナー」を担当いたしました

2024.2.28

こんにちは。J-colorパートナーの乾宏子です。
1月29日、三菱電機労働組合山陽四国ブロック様の役員研修会にて
「自分ブランディング -パーソナルカラーで自分ブランディング-」
のセミナーをさせていただきました。

参加いただいた組合の役員の方々は人前で話す機会も多く、
似合う色を使って印象よく見せたいというのが研修会の目的でした。

「自分ブランディング」というのは生まれながらに持っている
肌、髪、眼の色や質感をふまえて自分に似合う色を使って
自分らしく自己演出することです。

そのためには、自分の似合う色、そして色素や質感から来る
自分のイメージを知ることが大切 になってきます。

次に似合う色を理解していただくために、
光とは何か、色はなぜ見えるか、
そして色とは視覚中枢に生じる感覚であることから、
色の見え方の不思議な現象を見ていただきました。

参加いただいた方のほとんどが男性でしたので、
やはりこのあたりは、興味深く思っていただけたようでした。

パーソナルカラーは隣りあう色で本来の肌の色と
違った見え方をすることにも関係しているので、
色相に少し違いのある2色のピンクのボードに
それぞれご自分の両手を乗せてみると、
両方の手の色が違って見えることに驚きの声が
あちらこちらから聞こえました。

この後の色素チェックでは、
近くの方々と手のひらを見比べたり、
虹彩の色を見比べるため目を覗き込んだり、
髪の色を比べたり…。
今回は認定講師の三谷仁美さんにも
テーブルを回ってアドバイスをお願いしました。

この後、2名の方にモデルをお願いして
カラードレーピングのデモンストレーションを行い、
似合う、似合わないとはどういうことかを体験していただきました。

ドレープを変える度に変わる見え方についても
様々な反応を示していただき、
和やかな雰囲気の中進めることができました

タイプ別の色の取り入れ方を簡単に説明した後、
メンズファッションでのコーディネートのポイントについて、
画像でお見せしながら説明しました。

特にメンズファッションで求められる清潔感はサイズ感(ジャストサイズ)、
素材、色と関係しています。

サイズ感は最も大切な要素ですが、
ビッグシルエットのトレンドが続く中、
ジャストサイズのトップスやボトムスの取り入れ方、
そしてシンプルな配色でどのように似合う色を
取り入れればいいかなども見ていただきました。

スーツでのミーティングが多い中、
似合う色グループのベーシックなカラーをスーツの色に使いながら、
ネクタイで似合う色、コートを着た時のマフラーなどの色、
例えばアクセントカラーとして赤は使いやすい色として
ご提案させていただきました。

もちろんその場合はご自身の似合う色グループの赤を
使っていただくことは言うまでもありません。

ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルについて画像ではお見せしましたが、
普段の装いにも取り入れていただけるとファッションについての興味が湧き、
スーツなどはこれまで以上に上手に着こなしていただけるのではないかと思います。

最後に、モノづくりに携わる皆さんにカラーユニバーサルデザインについても
少しだけお話をさせていただきました。

色というのは、物理的、心理的、生理的な側面を持つものでもあり、
いろんな方面に広がっていきます。
色って奥深い、色って楽しいと思っていただけたら嬉しいです
開催にあたり担当者の方にはいろいろとご配慮いただき感謝申し上げます。
ありがとうございました

参加者の感想

●パーソナルカラーについて耳にしたことはあるが説明を受けたのは初めてで新鮮でした

●第一印象はとても大切だと思うので、清潔感をどう出すか、参考になりました

●色によって顔の見え方が異なる事を実演いただいたのが印象に残りました

●顔のまわりにもってくる色の違いで、雰囲気も全然変わるんだなと思いました。
マフラー選びの参考にしたいと思います。

●自分の特徴や人からどう見られやすいのかを分析して、似合う傾向を知るというのは
勉強になった。もっと普段から自分を知ることも意識しようと思った。

三菱電機労働組合サイト