一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会[J-color]

一般社団法人日本カラーコーディネーター協会

 
 

コラム「色から始める『魚』の食育」

2025.1.21

こんにちは。ピーコックブルーです。

2025年がスタートして早くも半月に
なろうとしています。(早いですね
寒さもこれからが本番
相変わらず極端な天候が続きそうな
この冬。
猛威を振るうインフルエンザのピークも
まだこれからとのこと。
体調管理もしっかりしながら
何とか無事に乗り切りたいところです。

さて、子どもさんに限らず大人でも魚
苦手な人がいるかもしれませんが
例えば子どもさんの魚嫌いを克服する
ステップとして
魚の「色」に着目するという簡単で
楽しい方法があります。

提唱されているのは
小学校の管理栄養士として活躍されている
松丸 奨(まつまる すすむ)さん。

魚の色から、オレンジの順に
魚食を進めていくというものです。

オレンジは鮭
鮭の身はサーモンピンクの色名にもある
ように色みもキレイで食べやすく、
好きな子どもさんも多いお魚。

サーモンカルパッチョ

例えば、フレーク状にしてご飯に混ぜると
彩りも良く、抵抗なく食べられます。

鮭ごはん.

そしては白身のお魚。
タラ、鯛、ヒラメ、カレイ、あんこう、フグ、
スズキなど。
魚嫌いな理由の多くが「骨がある」ことの
ようですが、白身魚は大型魚が多く
骨取りのしやすさからもおススメ。
またソースや味付けなどで色みをプラス
できるのもポイントです

白身メニュー

こうして魚を食べた成功体験を重ねてから
少しずつ青魚にチャレンジしていく

青魚と呼ばれるサバ、アジ、イワシ、サンマ、
ブリなどは良質なたんぱく質と脂質も豊富

健康維持に役立つ効果が期待できる
EPA(エイコサペンタエン酸)や
DHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれて
いるので、積極的に摂りたい栄養素です。

サバの塩焼き

いきなり青魚では大人でも抵抗感がある
かもしれません。

彩りと食べやすさで魚食に慣れさせていく
オレンジ」の魚の食育は
骨取りや調理法によっても食べやすくできる
工夫はたくさんあると思います。

これなら楽しく、家族みんなでトライ
できそうですね

担当して16年目のこのブログ。
今年もどうぞよろしくお願いいたします